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よういち

第2回東洋医学生活のすゝめ

更新日:2023年5月7日

こんにちは!

中川 陽市です。


前回、東洋医学は生活医学や心身医学であり、私たちの日々の生活と密接と関わっていること、そして東洋医学的な養生法やつぼを知っていると、生活場面や日々の不調解消にとても役立つという話をいたしました。

もしまだ読まれていないという方は、第1回東洋医学生活のすゝめをお読み下さると嬉しいです(^^)/


さて、そんなつぼの話ですが、


皆さんは、身体のどこか1箇所でも、つぼをご存知

でしょうか?

あるいは、名前だけでも知っているつぼはありますか?


・ご存知ない方、

・名前や場所は知っていたけど、何に使えるかわからないという方、

・とりあえず何でもいいから使えるつぼ教えて!という方


いろんな方がいらっしゃると思います。


そんなすべての読者のために、

今回はこの世で最も有名で万能なつぼについてご紹介します!笑


そのつぼの名前は合谷(ごうこく)といい、万能穴(“ばんのうけつ”と読みます。“万能のつぼ”という意味です。)の異名を持ちます。

つぼに興味のない方でも一般に広く知られているつぼだと思われるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。笑


まず、合谷の位置について説明します。


この写真の赤印付近で、人差し指側の骨の上を、少しずつ位置をずらしながら押していくと、一番痛みを感じる部分、そこが合谷です。


そして、合谷の作用としては、

・肩こり

・生理痛

・ストレスによるあらゆる不調や症状(ストレスによって疲れた、元気がない、胃腸の調子が悪いなど)

・喉の腫れなど、風邪の初期症状

・顔面上のあらゆる症状(ニキビ、吹き出物、眼精疲労、歯の痛み、おでこの部分に感じる頭痛、そして美顔!)

・便秘、下痢などの消化器症状


などがあげられます。


いかがですか?

まさに万能穴の異名は伊達でないことが分かっていただけたかと思います。

またある研究では、脳の血流とリラックス脳波(α波)の増加による認知機能の改善に役立つことや、高血圧患者に対する血圧低下の効果が報告されているそうです。


刺激法としては、人差し指側の骨に向かって、反対側の親指で押すのがおすすめです。

この時の注意点としては、爪を立てないことと、あくまで優しく押してあげることです。


またマグレインやパイオネックス・ネロ、せんねん灸などの商品を使うと、より効果的に刺激できると考えられます。

これらのつぼの刺激法については、次回のブログで紹介いたします。


今月のお話はここまでです(^^)/


本ブログは定期的に更新予定です。

最後までお読みくださりありがとうございます。


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