中川 陽市です。
いつも本ブログをお読み下さり、ありがとうございます。
最近ますます暑くなってきましたね。
そろそろ夏本番か!
と思いきや、
日本の多くの地域ではこの先梅雨がやってきて、
それから夏を迎えます。
日本の夏は暑く、その暑さにやられる方も多いかと思いますが、
それと同じくらい、
梅雨の季節で体調を崩される方も多いのではないでしょうか?
例えば、
「梅雨の時期や雨の日になるとめまいや頭痛を発症する。あるいは頭痛がひどくなる。」
「梅雨になると食欲がなくなってしまう。」
「梅雨や雨の日には疲れやすく、だるく、眠く、頭がボーっとし、集中力も落ち、憂鬱だ。」
「梅雨の時期はむくみや皮膚トラブルが出やすく、困っている。」
そのような症状をお持ちではないでしょうか?
このような症状でお困りの方は、
本ブログを最後まで読んで頂ければ、
これらの症状に対してよいツボ知ることができ、
「梅雨不調体質」、「雨天不調体質」
からおさらばできるかもしれませんよ!(^^)/
ですので、ぜひ最後まで、お読み頂けると幸いです。
それでは、第7回東洋医学生活のすゝめを始めます(^^)/
東洋医学では、
上述の梅雨時期や雨の日の症状
(めまい、頭痛、食欲低下、集中力低下、憂鬱、疲れやすさ、皮膚トラブル)の原因は、
湿(水分)を溜め込んでしまうことにあると考えられています。
つまり、梅雨時期の雨天増加に伴い、外気の湿(水分)を体内に取り込んだまま代謝されず、体内に必要以上残ってしまう方が、これらの症状を発症してしまうのです。
例えばこの、
「水分の滞り」が、胃腸に起これば、食欲や消化能力の低下を、
頭の部分に起これば、頭痛やめまい、集中力低下や憂鬱感を、引き起こします。
また単純に、「水分の滞り」が脚に起これば脚のむくみに、顔に起これば顔のむくみに、皮膚に起これば皮膚トラブルを引き起こします。
東洋医学では、このような状態を「水分の滞り」と書いて、「水滞」といいます。
この水滞の症状は、雨の日に増悪するといわれています。
また水分代謝にかかわる臓腑の中に脾(脾臓の脾。東洋医学では広く消化器系全般を意味します。)があるのですが、脾は梅雨の時期にダメージを受けやすいといわれています。
ですので、湿気の多い梅雨になると脾が変調しやすく、それに伴い体の水分代謝機能が低下し、水滞の症状が出る方が多くなってしまうのです。
梅雨の水滞による症状によいツボとしては、
・陰陵泉 : 膝から下の脚の骨の内側のラインをなぞりながら、きわに沿って上がっていくと、指がぶつかる所。骨がなだらかなカーブを描き出す部分。
・豊隆 : 脛(すね)の少し外側で、膝と足首のちょうど中間あたりの高さに位置する。
内関 : 手首の線から指幅3本分の位置し,
中央部(筋と筋の間)にある。
・尺沢:肘を曲げた時にできるしわの上で、親指側にある筋肉のくぼみ。
があります。
梅雨や雨の日の不調を感じるときには、
これらのつぼをご自身で優しく揉んでもよいですし、
マグレインを貼っておくのもよいでしょう(^^)
また梅雨時期になると「甘いものが食べた~い!」という気持ちになって、パフェやケーキ、ペットボトルジュースなどの甘いものをたくさん摂ってしまう方は、脾が弱っているサインですので、要注意です!
脾が弱っている状態で甘いものをたくさん摂ってしまうと、かえって胃に余計な湿(水分)を溜め込んでしまうので、水滞の症状を引き起こしたり、悪化させたりしてしまいます。
そのような方は、できる範囲で甘いものは控え、
もし甘いものを摂ってしまった場合には、
上記のつぼにマグレインを貼っておく事をお勧めいたします。
つぼの力で、「梅雨不調体質」、「雨天不調体質」から卒業しませんか?
今月のお話はここまでです。
本ブログは定期的に更新予定です。
最後までお読みくださりありがとうございます。
Comments